博士、セラピストを募集するまではわかるんですけど、技術について自分は全く分からないんですよ。
経験ありの方なら、前と同じ感じで!っていえばいいんですが、、、未経験の方も是非採用したいんですが。
そういう場合、どうしたらいいんでしょうか?
わしらの時代から、メンズエステ経営の鍵はな、
集客とセラピストの選び方の二つにあるとよく言われてきたんじゃ。
ただ、今は未経験者でも採用したいのが現実じゃな。
昔のようなニッチな世界ではなくなっておるからのう。
選ぶだけではなく、採用後の教育も重要ってことじゃ。
なるへそ~セラピストを集めただけじゃ駄目なんですね!
そうなんじゃ。そこで、伝えたいのは、セラピストの質の重要さってことじゃ。
資格や免許が絶対必要じゃない世界だからこそ、店舗ごとにある程度の指標(KPI)を設けることで、サービスの質を安定させて売り上げを伸ばしていくことができるってわけじゃな。
確かに、お店での基準があればいいですね!
左様!
そうすることで、質、サービスが担保される。
リピーターが増えること=安定的な売上を上げられるってこと。
一般論になるが、 リピーターの特徴として、定期的にサービスを利用する頻度や、一回の価格も多くなる傾向が高くなりやすい。
リピート率が5%上がると、利益率は20%アップするといわれおる。 結果的に、売上は安定しやすくなるのじゃ。
そのリピーターを増やすのは、やっぱりセラピストのサービスの質になってくる。各セラピストの質を上げる(もしくは地雷などのリピートに繋がらない接客を減らす、無くす)ために、セラピスト教育を怠ってはならんとわしは思う。
教育を怠るとどうなるか?についての事例、そして、そもそもセラピストの講習はどうやって行うべきか、知りたいじゃろ?
これからメンズエステを始めようと思っているお主も、既にお店を持っていてさらに大きくしたいと考えている者も、この話は特に重要じゃ。
最後までしっかり聞いてくれたら、何かの役に立つかもしれんぞ。
いろいろ大変そうだけど、あとから気づくのじゃ遅いですもんね!
よーししっかり学ぶぞ~
セラピストへの講習が必要な理由を説明しよう
さて、ここでの話は基本中の基本じゃが、大切なことを一つ頭に叩き込んでおかんとな。講習の意義をしっかりと理解せずに先に進むと、肝心なことを見落としてしまい、効果的な講習が実施できんばかりか、後々トラブルの種をまくことにもなりかねん。
そう、わしが何度も言っている
「戦略」と「戦術」じゃな。
今回は、わしの考える三つの大切な理由を挙げて、それぞれについて話していこう。
※「戦略」と「戦術」のことをおさらいしたければこちらを読んでみてくれ。
メンズエステは特殊なサービス:前提条件
メンズエステは、男性向けのリラクゼーションを提供する場所じゃ。
資格がいる整体や、性風俗とは一線を画し、その中間に位置するような特別なマッサージ技術が求められるんじゃ。
この独自の技術を身につけることなくして、立派なメンズエステを経営することはできんのじゃよ。
まずは、リラクゼーションとマッサージの基本からしっかりと学ぶことが大切じゃ。
満足度&リピート率アップ:売上対策
次に、冒頭に伝えた通り、セラピストの提供するサービスの質は、そのままお店の売り上げに繋がる。メンズエステを利用する人々は、特定のお店を選ぶよりも、特定のセラピストを求めてやってくる。質の高いサービスを提供できるセラピストは、自然とリピーターを得て、お店の安定した経営を支えることになるんじゃ。どの業界でも言えることじゃが、良い商品・サービスを提供してファンを獲得することが、経営の基本となるんじゃよ。
違法行為が何かを知ること:摘発対策
風営法による性的サービスの規制は厳しく、メンズエステのような業態は特に注意が必要じゃ。性的サービスを提供することが法律で禁じられているため、セラピストが提供するマッサージやその他のサービスは、厳密にプロフェッショナルな範囲内に留めなければならんのじゃ。
この法律の基準をセラピスト自身がしっかりと理解しておらず、客の要望に応じて知らず知らずのうちに規制のラインを超えてしまうことがある。そうなれば、お店全体が摘発のリスクにさらされることになりかねん。
さらに深い情報としては、摘発を避けるためには、セラピストに対する法律教育だけでなく、実際にサービスを提供する際のガイドラインを明確に設定し、定期的な研修や講習を通じてこれらの知識を更新し続ける必要があるんじゃ。
また、お店としてのリスク管理策として、顧客からの不適切な要求に対処する方法、セラピストが安全に仕事を行うためのサポート体制の整備、そして不測の事態が発生した際の対応策など、包括的なマネジメント体制を構築することが欠かせん。
最後に、お店のポリシーとして、健全なサービスの提供を徹底し、顧客に対してもその線引きを明確に伝えることが重要じゃ。こうした取り組みを通じて、摘発のリスクを最小限に抑えつつ、信頼と安心を提供できるメンズエステを目指すべきじゃ。
セラピストが学ぶべき3つのこと
セラピストに伝授したい知識は、大きく分けて三つあるんじゃ。
まず最初に、「施術の流れ」じゃな。
メンズエステの真髄とも言えるマッサージの手法や流れ、さらにはその奥深いテクニックを学ぶことになる。90分、120分、150分とコース時間によっても変わってくる。業界に足を踏み入れたばかりの未経験者も、しっかりとした施術ができるようになるまで、何度でも手取り足取り教えてもらえるから心配無用じゃ。
次に、「接客方法」じゃ。
メンズエステでしっかりと稼ぎたければ、マッサージ技術だけでは足りん。特殊な業界で限られた状況でも、お客様をリピートさせるための能力、つまりお客様の心を掴む術も必要になってくる。この術を学ぶことで、お客様を虜にする方法を身につけるんじゃ。
最後に、「その他の雑務」がある。
メンズエステの仕事はお客様へのマッサージだけでは終わらん。部屋の掃除や小道具の管理、写メ日記やSNSの更新など、店舗運営に必要な雑務もたくさんある。これらの業務の進め方も、しっかりと学んでおく必要があるんじゃ。
これら三つの大切なポイントをしっかりと学び、メンズエステのセラピストとしての道を歩んでいくんじゃよ。